スニーカー１２月号

今月もハルヒは載ってないだろうと分かっていつつも、些細な情報すら欲しくて買いました。
女子のポスターはそれぞれの秋の様子でした。
スポーツの秋（ハルヒ）、食欲の秋（みくるちゃん）、年中読書の秋（長門）。

谷川先生からのコメントを見つけました！！

新刊の時期について～（中略）。
重ねて申し上げます。
若干今しばらくお待ち願えないでしょうか。

・・・・！！！
もう続きは出ないんじゃないかと思ったりとかなり諦めていたのでこのお言葉だけで充分です。
先生も頑張っているんですね！
大丈夫！ゲームして待ってる！！
ＰＳ２の戸惑では本気で古泉攻略ルート目指します。
先にＰＳＰの約束ですね☆射手座の日があると分かっただけで祭気分ですよー！
ハルヒ二期は来年の春だと勝手に妄想してるんですが、やはり七夕合わせなのかしら・・・。
だとしたら秋ですよね・・・・。



安/東/み/き/え「頭/の/う/ち/ど/こ/ろ/が/悪/か/っ/た/熊/の/話」を読みました。

前から気になっていた本で、所謂絵本なのですが、絵本と言うには文字量が多いです。
全７編の短編から構成されていて、物語り同士の世界観が微妙にリンクしてました。
子供向けの絵本にしてはどれもオチがあってちょっとブラックなので、
子供向けに見せた大人向けの本だと言えます。

お気に入りはへびの恩返し。ないものねだりのカラス。池の中の王様。
全て古キョン変換で読むため切なさアップ。

以下長い感想なので読みたい方だけどうぞ～！
※古キョン妄想も入ってます。

ないものねだりのカラスは憧れのシラサギと友達になりたいと思っています。
でも皆にはそれはシラサギじゃない、タダの空だと言われますがカラスは気にしません。
そうするとシラサギは本物になり、カラスは友達になりたいと思いますが
今まで友達が居なかったので素直に友達になってといえず、憎まれ口しか言えないのです。
このココロと裏腹なセリフしか言えないカラスのジレンマに古泉を見ました！

ヘビのお話では凄く心に残るセリフがありました。
主人公のヘビの父親はカコの実を食べたせいで過去しか見なくなり、
母親はミライの実を食べたせいで未来しか見ません。
つまり現在のヘビの事を見てくれなくなったのです。
どうにかして父親からカコの実を出す事に成功し正気に戻ります。
じゃあミライの実も取ろうか、となったところで通りすがりのトラが言うのです。
「あなたは未来の芽もつみとるのですか？」と。

他にも素敵な話があるんです！
池の中の王様。
これはオタマジャクシが主人公です。
皆と同じが嫌で、父親と同じになるのが嫌で群れを飛び出します。
ちなみに口癖が「ハテ？」なのでハテと呼ばれています！！古泉かよ！！
そこでヤゴと友達になります。
ヤゴにとってオタマジャクシは餌なのです。
「お前にだったら食われてもいい」とオタマジャクシのハテは言います。
２人が成長して姿が変わります。
オタマジャクシはカエルに、ヤゴはハエに。
今度はハエが餌になるのです。２人の関係は逆転しました。
そこでハエが言うのです。
「お前にだったら食われてもいい」と。
これも古キョン妄想で泣きました。

人と人の関係について考えさせられる本で、簡単に読めるのでおすすめです。

表題の熊は、打ちどころが悪くて記憶をなくした熊の話です。
自分は何を探しているんだったろうか・・・？
あれ？これすらも古泉に・・・・！！！


結論：何でも古泉変換病